高知公演

公演日 2023年11月23日(木・祝)
開演時間 13:00
会場 高知県立県民文化ホール(グリーンホール)
チケット 料金 5,000円(税込・全席自由席)
前売開始 9月22日 午前10時~
<演目・出演者>
長唄「操り三番叟」
三番叟/藤間仁凰、後見/藤間達也
演目解説
三番叟の操り人形が踊り出します。三番叟は祝福をもたらす神様で、この演目は伝統芸能の根元として伝わる「三番叟」の舞を楽しくアレンジしました。実際に糸はないのに、本当に糸で吊られているような三番叟の動きが見どころです。
清元「青海波」(振付:若柳壽延)
≪高知県支部会員出演演目≫
花柳寿延弥、坂東藍乃、坂東姫之亟、坂東はつ輝、若柳由喜裕、若柳由喜富后
演目解説
海の名所の春夏秋冬に恋の情緒等を添えたご祝儀物です。日本の海の雄大な様にはじまり、松島の春景色から潮干狩、夏の筑波山に富士山、三保の松原、天橋立、播磨潟、そして恵比寿様に舟唄などが綴られ、泰平の世を祝います。
清元「玉兎」
花柳基紫瑞、花柳絵美舞也
演目解説
玉兎とは月の兎のこと。兎が月から飛び出して餅をつき、団子を作る軽妙な振りの後「かちかち山」の物語になります。狸にお婆さんを殺されたお爺さんに代わって、兎が敵を討つお話です。続いて「お月様さえ嫁入りなさる⋯」と、江戸時代後期に流行した鄙びた童謡でのどかに踊り、幕となります。
地歌「菊の露」
吉村古ゆう
演目解説
哀しい女心をしっとりと綴った地歌の代表的な曲です。季節は秋。ある女性が庭に咲く菊の花を眺めながら、去っていった男性のつれなさを嘆きます。飛ぶ鳥の声も、寺々の鐘の響きもすべてがその人を思い出させて涙が落ちてしまう…、そうした思いに沈む女性の姿を菊の露の儚さになぞらえています。
長唄「連獅子」
尾上菊之丞、花柳壽輔
演目解説
獅子の父子の情愛と勇ましさを描いた名作です。文殊菩薩の住む清涼山にかかる石橋の様や子落し伝説ー我が子を谷底へ落し、這い上がってきた強い子だけを育てるーを描写し、やがて獅子が舞い遊ぶ姿等を見せて、舞い納めます。今回は衣裳をつけない素踊りという形式での上演で、装飾の力に頼らず身体表現を中心にその世界を構築します。
演目解説:阿部さとみ(舞踊評論家)
<ご案内・見どころ解説>
藤蔭静千華
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