宮城公演

公演日 2023年12月15日(金)
開演時間 14:00
会場 電力ホール
チケット 料金 5,000円(税込・全席自由席)
前売開始 10月20日 午前10時~
<演目・出演者>
長唄「操り三番叟」
三番叟/花柳梨道、後見/花柳寿美衡
演目解説
三番叟の操り人形が踊り出します。三番叟は祝福をもたらす神様で、この演目は伝統芸能の根源として伝わる「三番叟」の舞を楽しくアレンジしました。実際に糸はないのに、本当に糸で吊られているような三番叟の動きが見どころです。
長唄「水仙丹前」(振付:花柳貴代人)
≪宮城県支部会員出演演目≫
水木歌惣、吉村花照、水木和歌那、若柳佳つ尋、藤間宝園、若柳梅京
演目解説
曲の冒頭に〽水仙の花の姿や・・・と謳われていることから水仙丹前という題名になりました。言葉遊びの風雅な曲の中に、様々な踊りが展開します。紅葉が散る様に重ねた恋心の他、待つ恋など様々な恋が綴られており、毛鎗を振る「鎗踊り」も華やかです。
清元「神田祭」
藤間いく子、花柳寿太一郎
演目解説
神田祭は江戸の二大祭の一つ、神田明神の祭礼です。神田明神は江戸の総鎮守だったため、氏子の地域も広く、江戸っ子の祭として賑わいました。この作品では江戸の祭囃子をふんだんに取り入れて、江戸の粋な男の代表の鳶頭といい女の代表の芸者が、江戸っ子気質を見せていきます。
清元「吉原雀」
猿若清三郎、花柳笹公
演目解説
鳥売りの男女が江戸吉原の情景を映します。吉原の見世先の賑やかさ、初めての客や通い慣れた客の様子、遊女が客を騙すテクニックなどが描かれています。吉原の客を鳥に見立てるなど、様々な鳥の名前も読み込まれたお洒落な曲です。
長唄「連獅子」
親獅子/西川大樹、仔獅子/泉秀樹、胡蝶/坂東はつ花、花柳寿紗保美
演目解説
獅子の父子の情愛と勇ましさを描いた歌舞伎舞踊屈指の名作です。前半は狂言師が獅子の子落し伝説 ─我が子を谷底へ落し、這い上がってきた強い子だけを育てる─ を描写し、後半は獅子の父子が登場し、毛振りをするなど勇壮な姿を見せます。前場と後場の間に胡蝶の精の愛らしい踊りもあります。
演目解説:阿部さとみ(舞踊評論家)
<ご案内・見どころ解説>
若柳絵莉香
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