大阪公演

公演日 2024年1月28日(日)
開演時間 14:00
会場 国立文楽劇場
チケット 料金 5,000円(税込・全席自由席)
前売開始 12月1日 午前10時~
<演目・出演者>
清元「四季三葉草」
/花柳小三郎、千歳/若柳延祐、三番叟/若柳竜公
演目解説
能『式三番』(『翁』)をもとにした儀式性の高い舞踊です。「式三番」とその中に登場する三番叟、そして清元の家紋「三つ柏(三つ葉柏)」をもじって「四季三葉草」としました。縁起物の松竹梅を中心に四季の草花を読み込んだ洒落た内容になっています。
地歌「荒れ鼠」
山村光、井上葉子、花柳双子、山村若瑞、若柳佑輝子、吉村奈尾、山村若峯董芳恵
演目解説
鼠の世界をユーモラスに描いた作品です。人が寝静まった夜更けに、鼠たちが動き出します。鼠の大将が子分たちに命令し、茶の間、料理場、台所、納戸、行灯部屋、化粧の間と家中を荒らしまわっていると、大きな猫が現れたとの知らせが入り…。
常磐津「そばやの三つ面」
若柳吉蔵
演目解説
江戸っ子のそばやが出前姿で登場。大坂に来たのは女と酒が原因で親から勘当されたからだと語り、そこから夫婦喧嘩の様を見せていきます。この夫婦喧嘩で三つの面を使い、そばやと女房、けんかを止めに入る隣の座頭ちょぼ市の三人を演じ分けるのが眼目です。
長唄「吉原雀」
若柳壽延、水木佑歌
演目解説
鳥売りの男女が江戸吉原の情景を映します。放生会の由来から、遊女とお客のやりとり、お客が妓楼に上がっていく様、遊女の誘い文句などが綴られていきます。「吉原雀」には長唄と清元と二つの曲があり、今回は長唄での上演。軽妙な味わいをお楽しみください。
常磐津「釣女」
太郎冠者/花柳基、大名/藤間章吾、上臈/花柳秀衛、醜女/西川箕乃助
演目解説
大名とその家来の太郎冠者が妻を得るユーモラスなお話です。二人は妻が欲しいと願い、西宮の戎神社に参詣すると、お告げで釣り竿を与えられます。その釣り竿で大名は美しい女性を釣り上げますが、太郎冠者は…。
演目解説:阿部さとみ(舞踊評論家)
<ご案内・見どころ解説>
桂吉坊
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