北海道公演《公演終了》

公演日 2023年11月26日(日)
開演時間 13:00
会場 小樽市民会館ホール
チケット 料金 5,000円(税込・全席自由席)
前売開始 10月2日 午前10時~
<演目・出演者>
長唄「操り三番叟」
三番叟/藤間直三、後見/西川扇左衛門
演目解説
三番叟の操り人形が踊り出します。三番叟は祝福をもたらす神様で、この演目は伝統芸能の根源として伝わる「三番叟」の舞を楽しくアレンジしました。実際に糸はないのに、本当に糸で吊られているような三番叟の動きが見どころです。
長唄「水仙丹前」(振付:花柳智寿彦)
≪北海道支部会員出演演目≫
若柳吉令、西川祿満、藤間扇久華、藤間扇香樹、松本錦繁友、西川延菊
演目解説
曲の冒頭に〽水仙の花の姿や⋯と謳われていることから「水仙丹前」という題名になりました。言葉遊びの風雅な曲の中に、様々な踊りが楽しめる作品です。紅葉が散る様に重ねた恋心の他、待つ恋など様々な恋が綴られており、毛鎗を振る「鎗踊り」も華やかです。
地歌「蛙」
/山村侃、/吉村奈尾
演目解説
蛇につかまった蛙のお話です。蛙は父親をカラスに取られ、その仇を討ちたいのに、今、蛇に呑まれては望みを叶えられないと命乞いをします。蛇は、自分も息子を鳶にさらわれたのでその気持ちはわかると同情して、立ち去りますが…。
清元「幻お七」
花柳喜衛文華
演目解説
八百屋の娘お七の狂おしい恋の思いを幻想的に描いた作品です。お七は恋しい吉三とよく似た押絵の羽子板をながめるうちに思いが募り、やがて吉三が何者かに連れ去られる幻を見て、彼を救うために、禁止されている火の見櫓の太鼓を打とうと櫓に上っていきます。
長唄「連獅子」
親獅子/市山松扇、仔獅子/花柳静久郎 胡蝶/西川申晶、若柳薫子
演目解説
獅子の父子の情愛と勇ましさを描いた歌舞伎舞踊屈指の名作です。前半のハイライトは二人の狂言師が描く、獅子の子落し伝説。我が子を谷底へ落し、這い上がってきた強い子だけを育てるというものです。後半は父子の獅子の精が毛振りをするなど勇壮な姿を見せます。前場と後場の間に胡蝶の精の愛らしい踊りもあります。
演目解説:阿部さとみ(舞踊評論家)
<ご案内・見どころ解説>
藤蔭静千華
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